医師の指示通りに

 昨夜は色々とやりたいことが次から次へと浮かんできて、眠るのがもったいないと感じた。「また躁状態だな、落とさなきゃ」と鎮静剤を飲んで寝た。

 鎮静剤が一錠多かったか。効きすぎて今朝は大寝坊。落としすぎた。

 昼下がりははしゃぎ気味。あんなに爆睡したのに、まだ躁状態を抑え切れていない。冷水を飲み深呼吸。頭の中での自分の会話のペースを、戦場カメラマンの渡部陽一さんのようにゆっくりにして、落ち着かせようと試みる。

 午後、猛烈な睡魔が襲ってきた。10時間以上眠ったというのに。今度は典型的なうつ状態だ。

 夕方、手が震えて筆記やキーボード入力、マウス操作が非常に困難に。躁状態の症状。鎮静剤と振戦止めで抑える。


 相変わらず躁うつ混合状態でコントロールが実に難しい。薬の飲み方も体調次第で変わるので、服用する薬の種類とその量、飲むタイミングの判断がとても難しい。特に頓服薬は、主治医からも「長いこと病気と付き合いながら自己分析してきているのだから、自分の状態は自分が一番よく分かるやろ。自己判断で飲みなさい」と言われている。確かにこれも、「医師の指示」には違いないが…。


 もっとも、つい先日に破壊活動騒動を起こしてしまったばかり。しばらくは大寝坊しても、日中の睡魔に襲われても、躁状態を抑える方向で行くのが無難に違いないだろう。


 早く自己分析による処方を、薬物療法主体から心理療法主体になるようにシフトしていきたい。といっても、焦りは悪影響の大きな原因になる。焦らず、諦めず、マイペースで着実に行こう。