STAP細胞は「まぐれ」で出来ていたりして

 希望的には、STAP細胞は可能だと思いたいなぁ。そして、小保方さんのラボで、まぐれだったけど、実は成功していたと。

 研究って、一刻一秒でも早く第1発見者の名乗りを上げることが、もっとも重要な世界。小保方さんらのチーム内で、「あれ!? STAP細胞、できちゃったみたい!でも、こんなに簡単にできちゃうなら、早くしないと他の誰かが発見・発表しちゃう!我々がトップじゃ無くなっちゃう!!再現性?できたんだから大丈夫に決まってる。とにかく、論文は体裁が整っていればいいから、一刻も早く執筆、投稿だ!!」みたいな勇み足が、見えないところで行われて。

 でも、そんなことが発覚すると、実は他にもそんなことをやっているのが、目立たないけどバレちゃうから、「論文はさておき、結局の所、STAP細胞はできるの?できないの?」との問いに答えが出てこない。素人的には、そんなストーリーもありうるかな、と。うん、いい加減なテレビドラマなら、人気俳優を起用すれば、できちゃうかも。無理かな?

 小保方チームで、まぐれ当たりにせよ実験が成功していたけれど、その「まぐれ」の状態を作り出せないから再現性が無い。それならば、その「まぐれ」を「本物」にする条件は何なのか?それを明らかにすることこそが、重要な研究なんじゃないかなぁ?ほら、何だか忘れたけど、試験管に不純物が混じっていたんで実権失敗だぁ、と思ったら、そこに重要な発見の鍵があったって言う話もあったはず。

 第1発見者の名声も重要だけど、研究って、やっぱりロマンがあってもいいよね。