頼ってくれて、ありがとう
自分は当てにされていない、頼りにされていないって、つい先日、嘆いていた。自分なんて、いてもいなくても同じじゃないだろうかって。鬱状態のせいか、あるいは躁状態のせいか、涙まで流して。
でも、その直後、他社からの問い合わせがうちの会社にきて、その回答者に指名された。自分で言うのもなんだが、確かにその対応、私が適任だ。
こういう対応、実は慣れていない。しかし、私の回答次第では、先方は受注したかなりの労力とコストがかかる仕事をやり直す事になるかもしれぬと言う。いい加減なことは答えられない。責任重大だ。
どうにかこうにか先方の知りたい事柄に回答した。客観的に情報を精査した結果、「やり直す必要はないだろう」と。
すぐに先方から御礼のメールが届いた。回答に安心し、とても喜んでくれていた。
なーんだ、こんな自分にだって、出番はあるじゃないか。頼られる時があるじゃないか。自分はちゃんと、必要とされているじゃないか。
ハイクに書いた直後の出来事だったので、「誰かの手回しか?」と思うほどのタイムリーさだったが、おかげで自信を与えてもらった。問い合わせ主さん、ありがとうございました。