迂回路

 某SNSで、自分の人生が大きな迂回路をとって、出口が見えないと嘆いておられる方がおられました。ストレスの無い生活をエンジョイすることを理想として描いておられました。

 そこでつい、こんな風にコメントしてしまいました。

 「大きく迂回」であっても、向こう側に出られるのなら、いいじゃないですか。最短距離で渡った時には見えなかったもの、出会えなかった人に巡り会えるかも知れません。そんな些細なことも、もしかしたらささやかな「黄金の人生」の一部かも知れませんよ。

 他人にはアドバイスできるのに、自分が同じところにはまり込むと、何も見えなくなってしまう。自分のことも、もっと客観的に見られれば楽になれるのだろうにね。