もう、疲れたよ
躁だと言っては集中力散漫で、どうでも良いことにもエネルギーを注ぎ込んでばかり。
うつだと言ってはやる気も理解力も低下。強烈な睡魔が拍車をかける。
自分がどの状態なのかを把握し、薬の飲み方や言動をコントロールするので精一杯。
こんな暮らしがいつまで続くのだろう?もう、疲れたよ。頭はどんどん悪くなるばかり。
いい加減、まともに仕事をさせてくれよ。
だんだん、どうでも良くなってきた。投げ出したくなってきた。
でも、はるかに辛い思いをしている人達が、たくさんいるんだよな。
躁鬱病なんて、直接的には命に関わる病気じゃないんだよな。
ここで投げ出したら、今までの努力が台無しなんだよな。
ここで投げ出したら、今まで支えてくれた人達に、恩を仇で返すことになるんだよな。
だから、ここで投げ出すわけにはいかないんだよな。
「今よりも、きっと良くなるはず」なんて、もう考えない方が良いのかも知れないな。
治療行為は続けないと、今よりもまた悪化する。だから継続しなくてはいけない。
だけど、いつ訪れるか分からない寛解をずっと待っていたら、そのまま何も出来ずに終わってしまうかも知れない。
言い訳はそろそろ辞めにして、不利な状況を受け入れて暮らすことを考えると気かも知れない。
でも、実は同じようなことを去年の暮れにも書いたんだよな。
我ながら、さっぱり進歩していないな…
星野富弘詩集より
7、つばき木は自分で動き回ることはできない。
神様が与えられたその場所で
精一杯枝を張り、許された高さまで
伸びようとしている
そんな木を私は友達のように見ている