「躁鬱病」と書かない理由

 なぜ、私のブログでは「躁鬱病」ではなく「躁うつ君」なのか。


 私の気分的問題だが、「躁」はともかく「鬱」という字は見るだけでも憂鬱になってくる。「書け」と言われたら憂鬱な気持ちはますます募る一方。だから、ひらがなで「うつ」


 それから「病」。まるで病気の病人みたいで何だか気分が良くない。いや、確かに病気なんだが。多くの場合、躁鬱病は症状が治まったから治療はおしまい、ではなくて、再発を防ぐためにずっと薬を飲み続けることになるらしい。だから、一生付き合う相手。


 一生付き合う相手なら、「病気」というのはあまり気分が良くない。一緒に過ごすのが少々やっかいな相手だとしても、適当に仲良くなって付き合って行く方がいい。だから「病」ではなくて「君」。


 そんなわけで私はしばしば「躁うつ君」という呼び名を使うことにしている。