「焦り」
「焦り」についてカウンセリングで相談したときの覚書。
●「焦り」について
・「焦り」の増大←仕事に対する「渇望」
・回復と同時に「エネルギー」が現れてきた証拠
・回復途上において、「悲観的な感情」とともに出現する
・今まで以上に、自分にブレーキをかけるぐらいの気持ちで
・文献などは、「今日は1ページだけ読んで、重要なところに線を引いた。翌日になったらすっかり忘れてしまっている。」それでもいい。亀の歩みでいい。
・「ここで焦ってもしんどいだけ。損するだけ。」
・焦燥感に負けまいと思わないこと。「まあ、いいや」で行こう。
・とにかく「焦り」は禁物。自分で自分に「がっかりする」だけ。
・「自己否定」に要注意。回復途上、エネルギーが出てきた時期は、自殺の危険性(実行するエネルギー)が高い時期。十分に気をつけて。
・自分で「焦り」という言葉を繰り返し使っていることに気がついている
←焦っている自分をモニターできている状態。自分が見えてきつつある証拠。それでいい。
・「この睡魔さえ無ければ…」「この無気力状態さえ無ければ…」との思いが、ますます焦りを加速させる。いずれは良くなる。次第に良くなる。今は、今の自分にできる範囲のことを、少しずつやっていけば良い。それ以上、どうしようも無いのだから。
・「行きつ戻りつ」で構わない。「焦るだけ、無駄。焦るだけ、損」
●「周囲からの期待」について
・「治ってきたのでは?そろそろ活躍してくれるのでは?」と期待されるのは、自分の価値を認めてもらえている証拠。素直に「ありがとう」と思っておこう。
・「期待」には実体が無いことに注意
・「期待は『毒』」。焦りにつながる。要注意。実体の無い「期待」に応えようと思わないこと。今の自分に出来ることをやっていけば良い。
●レビューについて
漠然と文献を眺めていても、インスピレーションは湧いてこない
・まずは、審査の易しい雑誌に投稿することを目指そう
・半年ぐらいかけて、今までの仕事の延長線上で
・「文献を読むのは、普通の人がやってても、眠くなりますよ」
●「いい研究テーマが浮かばない」
・どんなに優れた研究者でも、「良い論文」は一生に1,2本書けるかどうか。
・「落ち穂拾い的」「隙間埋め的」な研究
派手さは無いが、重要な研究なのでは無いか
「少なくとも、心理学の分野は、そのようなものですよ」
●春〜初夏特有の焦燥感について
・焦燥感の自覚←「気の流れ」が変わるため。多かれ少なかれ、誰にでもあること。
・「春の七草」で苦いものを食べるのは、この「気の流れの変化」を解毒するため。
●食事について
・季節のもの、旬のものを食べるべし。
・暑い時期には暑い地域で採れるものを、寒い時期には寒い地域で採れるものを。
・野菜でとるのが良いが、果物でも良いだろう。