「一日96回の感謝」、その後

 「その後」と言っても、まだほんの数日間しか経っていないのですが、ちょっとご報告を。

 少ーしずつですが、次第に不満の種を探したり怒ったりする前に、一息おいて「感謝」の気持ちに変えることが出来るようになってきました。とりあえず、三日坊主はクリアです。

 この話を知人にしたところ、「私も『一日96回の感謝』、ラジオじゃないけど最近聞いたよ」と。そして、せっかくなら夫婦で一緒にやれば、夫婦円満になるんじゃない?」とも。

 うまくいくかなぁ、と思いつつも、「そうかもしれないな」と思い、昨日、夕食時に話題に出してみた。

私:「ある人が、ブログでこんな事を書いていたんだよ。良いと思わない?一緒にやらない?」
妻:「『幸せ探し』でしょ?私、そういうの、疲れるから嫌なの」

と、にべもない。この時の気持ちを感謝に置き換えることが出来ず、思わず「俺が折角良いと思って誘ってみたのに。やる前から、『疲れるから嫌』だと?なんだ、その態度は!?」と、妻への不満を感謝に変えるのが馬鹿らしくなってきた。同時に、一度は感謝に変えてきた不満が噴き出しそうに。今までもそうだったように、その場で直接不満をぶつけることはせずに、腹の中に納めたが。もっとも、それが私にとって、精神的な余裕を失う原因になって良くないのだろう。

 落ち着いて考えてみると、もしかしたら妻は、「以前『幸せ探し』をやってはみたけれど、上手く出来ずに疲れるばかりだったので、自分には向いていない」ということだったのかもしれない。だが、この時には、そこまで考える余裕は私にはなかった。

 ムシャクシャした気分で床につき、スッキリしない気持ちで朝を迎えた。そして、ふと思った。

 「そうか、妻は私に対する不満をそれほど抱えることなく、毎日を送っているのか!」(もちろん、まったく不満を言われることはないけれど。)

 妻が楽しい毎日を送っていることに感謝。

 もっとも、私がいくら言っても家事もろくにせず、好き放題に暮らしているのだから、あれでこちらに不平不満を向けられたら、私の立つ瀬がないけれど…(汗)。

 ま、いずれにしても、この晩の不満から感謝への変換、一つクリア、かな…(笑)。