膝カックン症、相変わらず

 昨年の調査時には、「橈骨神経麻痺」とやらで左肘から先にまったく力が入らず、調査に合流するものの、ほとんど役に立たなかった。

 今年は原因不明の「膝カックン症」が悪化し、常時というわけでは無いが、膝が「カクッ」と脱力して、まともに歩けなかったり立っていられなかったり。痛みはないのだが、突然脱力するので時に転倒することもあって怖くて仕方が無い。発症部位自体には痛みはないが、それを支えるための周囲の筋肉が疲れて痛くなってきた。

 「橈骨神経麻痺」は原因の見当がつき、診断が下り、どんな症状がいつ頃まで続くか告げられたので、役立たずと言っても不安は無かった。

 だが、今回の「膝カックン症」は、整形外科でも神経内科でも、今のところ所見無し。妻には「ふざけてるの?」と「だいじょうぶ?」をセットで問いかけられ、滑稽に思われているんだか心配されているんだか。だが、「運動会が嫌だから、お腹が痛い」というような構図で発症しているとは思えない。

 それとも、私はどこかでこの仕事を嫌がっているから、この仕事から逃げようとしているから、こんなことになるのだろうか?だが、9月末には頭は呆けていても、足腰は問題なかったし…。

 作業時の相方とは距離が離れているので、言うことを聞かない馬鹿な膝に対して悪態をついてみるが、何の解決にもならない。

 病気やケガに詳しい(?)後輩には、先週いろいろと相談してみたが、やっぱり脳神経の方じゃないかという。
 今週から合流して下さった上司には気付かないでいて欲しいと思って後ろを歩くようにしているのだが、やはり心配をかけてしまっているだろうか。いっそ、「サボりたくてわざとそんな歩き方をしている」とでも思って下さっていた方が気が楽なのだが。