久々に一人でオカリナのお稽古

 今日は土曜日。無性にオカリナを吹きたくなり、外で吹いて見た。だけど程なく蚊の猛攻撃。こりゃダメだと、いつも使わせてもらっている職場の会議室へ。換気扇で熱気を外へと吐きだしつつ、首からタオルを下げて、汗をかきかき1人でお稽古。

 まずは普段やらないスケールの練習。だけど、ピアノのハノン同様すぐに飽きてしまい、ちょこっとやって省略…(汗)。本当は今日みたいに、時間の制約無しに一人で練習する時ほど、ちゃんとやらなきゃいけないんだけど…。

 しかし、オカリナを始めて約2年半が経つけれど、上のミ、ファ、下のシ、ラは、相変わらず難しいなぁ。まぁ、1日30分足らずの練習だから仕方ないよな、と言い訳してみる。だけど、それでも上のミや下のシが、以前よりは高い確率で出るようになったかな。確率の話しじゃない?でも、確率が高くなっていけばいいんだよね、きっと。

 オカリナを始めて間もなく買った楽譜集から、BEGINの「涙そうそう」や坂本九の「明日があるさ」、槇原敬之の「世界に一つだけの花」などを何度かずつ吹いてみた。だけど、特に「世界に一つだけの花」なんかは、どうもリズムがとれなくて難しい。ソロだからフィーリングで吹くのもありなんだろうけど、そもそもがうろ覚えだから、リズムだけでなくメロディーまでおかしくなっちゃう。自分はこんなにリズム感が無かったかな?

 結局、お気に入りの中から、リズムもとりやすくメロディーラインのきれいな、「君をのせて」(「天空の城ラピュタ」より)を繰り返し吹いた。5Cでずっと吹いていたけれど、後から2Fや10Fでも吹いてみた。この曲、どの管で吹いてもそれぞれにいいなぁ。12Cは試さなかったけど、どんな感じになるだろう?今度、試してみようかな。息が持たないんだけどね…。

 ちなみに管はアケタ。5Cは一般に「アルト管」と呼ばれてるのかな?すると、2F, 5C, 10F, 12Cの順に、ソプラノ、アルト、テノール、バス???

 1人で吹くと、アンサンブルとは違って好き勝手に吹けるから(笑)、自己陶酔に浸りながら吹ける。でも、きっと自分が聞いている音は「出ている音」じゃなくて、「出したいと思っている音」なんだろうな。ピアノでもそうだから。たまには録音し、聞き返して練習しよう。

 そうそう、音だけじゃなかった。いつの間にかタンギングがいい加減になっていて、気をつけてみると時々ノータンギングで吹いているような感じがする。普段、スラーをどうやって吹くのか悩んでいるということは、一応、タンギングはできているということかな?無意識にタンギングが出来ているならいいんだけど。でも、以前、お師匠さんにノータンギングになっていると注意されたような気がするから、初心に返ってタンギングを意識しながら練習するようにしよう。

 それにしても蒸し暑い部屋での練習、今日は暑さはそれほど堪えなかったけど、汗で指がペタペタしてきて、指遣いが難しくなるのは計算外だった。何か良い方法、あるのかな?