ハイチ大地震

ハイチ共和国(以下ハイチ)時間の2010年1月12日16時53分(UTC=21時53分、日本時間=13日6時53分) 、ハイチの首都ポルトープランスの西南西25kmでM7.0(アメリカ合衆国地質調査所発表、以下USGSと略す)の地震がありました。ハイチでのこのような大きな地震発生は1860年以来のことです。
USGSによる震源速報では、震央は北緯18.457度、西経72.533度、震源の深さは13kmで、今回の地震はエンリキロープランタンガ−デン断層帯の左横ずれの断層活動によって発生したとされています。
マグニチュードが7.0と大きく、震源が浅い地殻内の地震のため、大きな被害が出ており、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、1月22日現在 111,481人の死亡がハイチ政府により確認されるなど、単一の地震災害としては近年空前の大規模なものとなっています。

2010年1月 ハイチ大地震におけるTerraSAR-Xによる被災度推定