丹波篠山への日帰り旅行

 妻と一緒に日帰りバス旅行で、丹波篠山に遊びに行ってきました。でも、天気予報では数日前から大雨との予報。「まあ、基本的にバスに乗ってるんだから何とかなるさ」との楽観と不安とともに集合場所へ。

 今回のツアーの見出しは「初夏を彩る丹波3大花めぐりと豪華4大味覚会席」。

 食いしんぼの私たちとしては、メインターゲットはもちろん、「豪華4大味覚会席(丹波牛、アワビ、エビ、フォアグラ)と5大フルーツ(スイカ、メロン、さくらんぼ、アメリカンチェリー、パイナップル)食べ放題」。

 4大味覚もさることながら、果物には目がない私にとってはフルーツもとっても重要な要素。遅れをとるわけにはいかない。

 結局、4大味覚もフルーツも、夫婦でしっかり味わってきました。この季節にスイカがとても甘かったというのも、実にうれしい誤算でした。

 さて、3大花めぐりの方は、実は途中のトイレ休憩ぐらいにしか思っていませんでした。

 しかし、立ち寄ったゆり園の見事なこと!花菖蒲はやや終わりかけ、紫陽花はこれからかな、という感じではありましたが、ゆり園だけでも素晴らしい見ごたえ!

 以下はその写真です。

 見事なゆり園。


この写真は、自画自賛で早速PCの壁紙にしました♪

 ゆり園のすぐ近くで。田んぼを見ると、なんだかホッとします。田植えが終わったばかりかな?手で植えたみたいですね。

 三塚史跡公園の花菖蒲。残念ながら花は終わりかけのようでした。とはいっても、十分目を楽しませてくれました。

紫陽花には、まだちょっと早かったかな。

 さて、丹波篠山市は黒豆(黒大豆)が名産だそうで、黒豆餅、黒豆パン(以下、「黒豆」省略)、お茶、コーヒー、わらび餅、ソフトクリーム、味噌、醤油、日本酒、コロッケ、ドレッシングなどなど、黒豆を活かした食べ物・飲み物がた〜くさんありました。

 さて、城下町を散策していたら、黒豆コーヒーと黒豆わらび餅をいただきに立ち寄ったお店の店先に、なぜか突然バングラデシュの自転車が。お店のおじさんに由来を訪ねるのを忘れてしまいました。

 なぜ、「編物教室」と「テント商会」を同じお店で?ここでも謎は深まります。

 城下町の散策は時間的にあまり余裕がなく、駆け足での散策となってしまいましたが、のんびり散策していたら、一日中でも楽しめそうでした。

 さて、ここは黒豆酒も作っている酒蔵。

 この中で作っているのは黒豆酒かどうかわかりませんでしたが、中に入るとどこからか聞き覚えのある音楽が。

 何と、お酒に「モーツァルト交響曲第40番」を聴かせていました。以前テレビで、牛に音楽を聴かせるとお乳の出がよくなるとか、植物に聞かせるとおいしい実をつける(だったかな?)という話を聞いたことがあります。でも、なぜモーツァルト交響曲第40番なのか?あまり酵母も落ち着かない気がするけれど…。

 バングラデシュの自転車のお店以上に店員さんが忙しそうだったので、こちらの謎も聞けずじまいでした。

 結局、心配された雨は傘もほとんど必要ない程度で済み、ごちそうに舌鼓を打ち、見事な花を愛でてきました。なかなか充実した一日でした。めでたし、めでたし。